順張りと逆張り

株を買うタイミングとして、「順張り」と「逆張り」があります。「順張り」とは、株価が上昇しその勢いが持続している最中に買うことで、 さらに高値をつけることを期待した買い方です。「逆張り」とは、株価が下落して、もうこれ以上下がらないだろうと判断したときに買うことです。 竹田和平さんは、これ以上下がらない株を買うといっていますので、逆張りですね。

● 値上がりを期待して買ってはいけません。値上がりしそうだと感じる株は、買ってはダメなのです。 なぜなら値上がりしそうに思える株は、値下がりする株だからです。値下がりが続いて、もうこれ以上は、 ここから値下がりしても底が知れてるという株を買うんです。みんな見放してしまって、値上がりしそうもないと思える株を、買い支えてあげるのです。 (日本一の大投資家 竹田和平に学ぶ 7つのこと)

「順張り」、「逆張り」の買うタイミングは一般にチャートから判断されます。「順張り」だと、前回の高値を超えたときに買う、 年初来高値を超えたときに買う、上場来高値を超えたときに買う、といった方法がよく知られています。
「逆張り」には移動平均やMACD、RSIなどのテクニカル指標がよく用いられます。「逆張り」のリスクは、底値と思って買ってもさらに下落して、 大きな損失を被ることです。これを戒める言葉として、「落ちてくるナイフはつかむな」という相場の格言もあり、底値から少し戻すのを確認してから買う方法もあります。 注意すべきは、公募増資や不良債権など、株価が下がる原因が隠されていた場合で、そうなるとなかなか株価は回復しません。

私も、落ちてくるナイフを何度もつかんで痛い思いをしています....(汗)

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