例えばN個の銘柄の株に投資したとします。ある期間内それらを売り買いし、得た利益(または損失)の合計をGNとしましょう。 GNは個々の取引の利益の総和ですから次の式のようにあらわされます。
この式をよくよくみると、株取引である程度大きな利益をあげるためには、次の4つがポイントになることがわかります。
これらは、単独では成り立っていなくてもかまいません。例えば、勝率がよくても、ぼろ負けをする銘柄があれば、全体としてマイナスになってしまうでしょう。 倒産などされて投入資金が全額ふいになったら、目も当てられませんね。また逆のことも起こり得ます。銘柄を絞って大きい資金を投入したところその株が大きく値上がりしたとすれば 、他の株の損失はたいていカバーできます。(4)はデイトレードが典型ですね。回転を上げることによって利益を積み上げるとともに、 値幅を小さくすることでリスクが抑えられます。
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